もっと知るQ&A
みなさんが⾥親として申請したいとき、
⾃分でも⾥親になれるかな…年齢に制限があるのかな…
など今までに頂いた疑問や不安に対しての回答を紹介します。
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Q.どうして里親家庭が必要なのですか?
こどもには成長の過程で、信頼できる特定の大人との間で愛着関係を築くことが必要です。
安心できる関係の中で、他者との関わり方などを学んでいくことができます。
里親家庭では、そこで暮らす里親の下で信頼関係をはぐくんでいくことができます。
Q.誰でも里親になれますか?
里親に欠かせないのは、こどもの養育に対する理解と熱意、そしてこどもへの豊かな愛情です。
特別な資格は必要ありませんが、こどもを健やかに養育できるかどうかという観点から、一定の要件が定められています。
詳しい内容はこちら→「里親になるには」
Q.どんなこどもを育てるのですか?
0歳から18歳までの子どもが対象です。
親の病気や離婚、親からの虐待など様々な事情により家庭で生活できなくなったこどもたちを、こどもにとって必要な期間養育していただきます。
こどもの状況により、20歳まで延長して養育をお願いすることがあります。
Q.実子がいても里親になれますか?
実子の有無は、里親の要件には関係ありません。
ただし、里親登録の際は、実子の意思を大切にする必要がありますので、家族でよく話し合ってください。
また、委託するこどもについては、実子との年齢、性別などの関係をみて調整します。
Q.子育て経験がなくても里親になれますか?
子育て経験がなくても、里親になることは可能です。
委託されたこどもの養育について必要な知識は、里親支援機関が実施する登録前の研修やスキルアップ研修などで身に着けることができます。
また、里親支援機関では、相談支援や訪問支援などのサポートを行っています。
Q.夫婦共働きでも里親になれますか?
夫婦共働きでも里親になれます。
ただし、里親制度の趣旨をご理解いただき、こどもの年齢や状況に応じて養育環境を整えていただくことは必要です。
Q.一度里親登録をすると、ずっと里親ですか?
養育里親・養子縁組里親は5年ごと、専門里親は2年ごとに登録を更新します。
更新にあたり、研修の受講が必要となります。
(ご事情により里親登録を削除されたい場合は、児童相談所または里親支援機関にご連絡いただきます。)
Q.委託されたこどもに介護を手伝ってもらったり、跡継ぎにすることなどは可能ですか?
里親制度は、家庭で生活できないこどもにあたたかい家庭を提供し、こどもを健やかにはぐくむための「こどものための制度」です。
そのため、「介護を手伝ってほしい」「老後の世話をさせたい」「跡継ぎが欲しい」などの理由で里親になることは認められません。
Q.こどもの養育費はどうなりますか?
里親としてこどもを養育していただくことに対する手当や生活費、教育費など養育に必要な費用は公費で負担します。
生活に困窮していないことなどの要件はありますが、裕福でなければならないということはありません。
Q.委託されるこどもについて希望することはできますか?
登録をする前に、受け入れ可能なこどもについてのお考えをお伺いしますが、児童相談所では、委託するこどもの環境や気持ち・個性を尊重し、こどもの立場にたって、どの里親家庭に委託するかを検討します。
受入れ希望の幅が狭い場合、こどもと出会える機会はそれだけ少なくなります。
里親制度は「こどものためのものである」ということをご理解ください。