虐待を受けたと思われる子どもを発見した場合、その内容を児童相談所又は市町村に「連絡」することです。児童虐待の防止等に関する法律では、「虐待を受けたと思われる児童を発見した者は、すみやかに、児童相談所等に通告しなければならない。」と定められています。虐待を疑われる話を聞いたり、目撃した場合には、児童相談所虐待対応ダイヤル「189　いち・はや・く」にお電話ください。

まず関係機関と協力し、子どもの安全を確認し、子どもの心身に危険があると判断した場合には、安全を確保するため、一時保護（一時的に子どもを児童相談所でお預かりすること）します。虐待が発生していた場合には、子どもが家庭で安心・安全に暮らせる方法を保護者と一緒に考えます。

ご心配とは思いますが、個人情報保護のため子どもや家庭の情報をお伝えすることはできません。通告いただいた後、児童相談所は速やかに子どもの安全確認を行います。

通告者の秘密は守られます。通告は匿名でも可能です。

虐待の事実が認められなかったとしても、通告した方が責任を問われることはありません。

分かる範囲の客観的な情報を教えてください。以下の内容をお尋ねします。
・子どもの氏名、性別、年齢
・保護者の氏名、性別、年齢、続柄、住所（アパート、マンション名など）
・心配している状況、子どもの様子　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　など
以上のすべてが分かっている必要はありません。